イグス株式会社

30周年旅日記

去る2014年、樹脂ベアリング「イグリデュール」開発30周年を記念して、
その耐久性を実証するために、イグリデュールを搭載した車が世界ツアーを敢行。
2015年4月に、435日・32ヶ国・100,240kmを走破してドイツでゴールしました。
樹脂の力を実証した、旅の記録をご覧下さい。

改造4週目!

改造4週目!(写真1)

期限が近づいてきました。。。そして私たちの改造も最終段階に入りました。ワイパーのベアリングはまだ交換が必要、コンバーチブルトップ用スライド部分も製作が必要、なにより、車はまだ再組立が必要です。

改造4週目!(写真2)

コンバーチブル

以下、まだ終わっていない作業の詳細です。
1)CADで再デザインされた、コンバーチブルトップをガイドするスライド部品がうまく合うかどうかを試す時がきました。トップにクリアランスをもたらすスライドブロックは製作チームにとって上手くいくか大きな挑戦でした。結果、作り直した部品は弾力が不十分。しかし、偶然の閃きによってスチール製のバネをスライド部分に組込むことを思いつきました。
写真中、オレンジの矢印がトラブルのあった部分

改造4週目!(写真3)

オレンジのラインがトップにクリアランスを与える部品

改造4週目!(写真4)

ワイパーリンク

2)ワイパーを動かす機構のベアリング交換。元のベアリングをイグリデュールすべり軸受に置き換えました。
3)車はまだむき出し状態!オレンジ色の外装パーツ取り付けが必要。
写真のオレンジ色の丸で囲んだ4箇所が交換したベアリング

改造4週目!(写真5)

シフトレバー

まだまだやることが沢山ありますが、ここで前回の投稿後、どれだけのことを終えたかに触れます。以下は先週一週間の作業です。

シフトレバー:4つのベアリングが交換されました。ギアをロックしている2つの肉厚の金属ベアリングが、イグリデュールすべり軸受に置き換えられました。これらのベアリングは立っているシャフトの周囲を動くだけでなく、ラジアル方向の力にも耐えています。新しいベアリングは樹脂製なので、シャフトのために機械的特性の低さを考慮する必要がありました。通常、樹脂対樹脂の組合せは高い摩擦率と熱を伴います。チームはこの過酷な環境に耐えられるイグリデュールP210を代替品として選択しました。

改造4週目!(写真6)

シフトレバー上部の2つのベアリングも交換されました。元々付いていた潤滑が必要なクリップ式ベアリングは、イグスの無潤滑のベアリングに置き換えられました。このベアリングはシフトを前後に入れる際に発生する旋回力のバランスを取っています。

改造4週目!(写真7)

ブレーキペダル

ここは2つのベアリングを交換しました。ドライバーがブレーキを踏むと、ペダルはペダルと車本体を結び付けているボルトの周りの2つのイグリデュールすべり軸受を支点に動きます。

改造4週目!(写真8)

シートアジャスター

今回はドライバーの安全に影響する部品を変更することはできなかったため、チームはシート調節のロック解除をする機構の中のベアリングのみを変更しました。イグリデュールすべり軸受は、シートを前後に調節するためロック解除するレバーをガイドします。

改造4週目!(写真9)

ウィンドウリフター

改造前、ケーブルをガイドするプーリーは直接ボルトに接していました。今はイグスのベアリングがボルトに接し、摩耗のない動きを実現しています。

改造4週目!(写真10)

サイドブレーキ

サイドブレーキも同様です。改造前、サイドブレーキはブッシュなしで車体に接続するボルトに直接接していました。今は間に組み付けられたベアリング上をスライドしています。

改造4週目!(写真11)

スロットルボディ

スロットルボディは、イグスのベアリングを取付けた可動するピンに取付けられました。
車の改造が完成してもしなくても1月20日には本社のケルンにてプレスカンファレンスが予定されています。それまで上手くいくことを祈りましょう。

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