<その2>「転がり軸受」と「すべり軸受」

あらゆる環境でスムーズな運動を支える樹脂ベアリング。


さっきシロウくんが言っていた、“小さくて、ボールが入った輪っか” というのは、ボールベアリングと呼ばれているもので、「転がり軸受」とも言われるよ。他に「すべり軸受」があるんだ。


あぁ、それで。いろいろあるベアリングの中の 1 つしか答えてなかったから 30 点だったんですね。
「転がり軸受」というのは、どういうものですか?


まず下の図を見てみよう。「転がり軸受」というのは、転動体と呼ばれる球体が回転して、軸の動きを受ける軸受だよ。前回の丸太の例のように、間に回転する物を入れることで抵抗を減らしているんだ。


それでは「すべり軸受」というのは?


回転する物を入れるのではなく、材質自体のすべりによって軸の動きを受けるのが「すべり軸受」だよ。ブッシュとも呼ばれている。
「転がり軸受」が “点”や “線”で動きを受けるのに対して、「すべり軸受」は “面” で動きを受けるんだ。

転がり軸受とすべり軸受


ホントだ。同じ軸受といっても、まったく違いますね。
それぞれの特長ってどうなっているんですか?


転がり軸受の方が動きが軽く、高速回転に強い。一方すべり軸受は、シンプルな構造のため構造強度が高く、厚さが薄くなるのでコンパクト化がはかれるよ。


それぞれの得意、不得意があるんですね。


そうなんだ!
だから目的に合わせて使い分けができるんだよ。
特長は、材質の違いも大きく影響してくる。
次は金属製と樹脂製の違いを見てみよう。

イグスのすべり軸受のしくみや動きの原理に関しては、イグス企業サイトのこちらのページでも詳しく説明しているよ!


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