<その2>“動かせる”ケーブルってナニ?


ケーブルには、“動かせる”ケーブルがあるっていうのは知ってる?


知らないです。それは普通のケーブルとどこが違うんですか?


みんなが普段使っているのは、たとえば電化製品のコードや屋内配線の電線、パソコンのLANやUSBケーブルなど動かさずに使うのを前提としたものなんだ。電線とかケーブルとか言うときは、たいていはこの、「固定ケーブル」のことを指していると言っていいね。

固定ケーブルと可動ケーブル


給電や通信するケーブルはどこにでもあるけど、そのほとんどは固定ケーブルなんですね。


機械の中で常に動いているような箇所には、動かせるケーブルが使われていて、これは「可動ケーブル」といわれているんだ。よく、「ロボットケーブル」と呼ぶ人もいるよ。


へー、「固定ケーブル」と「可動ケーブル」ってどう違うんですか?


そうだね、「固定ケーブル」はコストを安く抑えるために単線導体という1本の銅を延ばした導体で作られていることが多いんだ。ただ針金を思い出してもらうと分かりやすいけど、針金1本だと何度も同じ箇所を曲げ伸ばししていると、金属疲労で折れてしまうんだ。
だから、「可動ケーブル」は単線を細く延ばしてそれを何本も撚った撚り線導体を使っているんだよ。
その他にも、外被の材質に拘ったり、断線を防ぐために色々工夫されているのさ!イグスのケーブルについては、こっちにも詳しく載っているよ。


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