<その3>可動ケーブルは2種類?「直行」と「ひねり」の動き

設計の常識! 動く箇所には“動かせる”ケーブル。


動く部分に使われるケーブルがあるって言うのを前回話したんだけれど、なんて名前で呼ばれているか覚えてる?


覚えてます!「可動ケーブル」とか「ロボットケーブル」って言うんですよね?


そうそう! 機械の動く場所で使うのに最適なケーブルのことだね。じゃあ、動き方によって、「一方向の動き(直行運動)に強い」ケーブルと「あらゆる方向への動き(ひねりやねじれ)に 対応する」ケーブルがあるのは知っているかい?


知らなかったです。でも、「あらゆる方向への動きに対応する」ケーブルがあればそれだけで良いような気がしますが・・・。


うん!その気持ちはよく分かる。ここからはイグスの話になってしまうけれど、イグスは元々、『可動部のケーブル』を保護するケーブル保護管「エナジーチェーン」だけを作っていたんだ。だけどそのうち、「保護管を使っているのに中のケーブルが断線した」という問合せが多くなってきた。なぜかというと、大量生産をする為に機械がどんどん高速化・高サイクル化したために、今までのロボットケーブルだと 対応できないケースが多く出てきたんだ。

そこでイグスでは、保護管の直動の動きの中で高速でかつ可動距離が長くても断線しにくいどこにも無い様なすっごく丈夫なケーブルを作ろう!という目的で、チェーンフレックスケーブルを作ったんだ。
餅は餅屋って言葉がある通り、動きに合わせた最適な構造にすると、すっごく長持ちする事がわかったんだ!
構造の違いについては、こっちのページにも詳しく載っているよ。


なるほど!そうやって、直動の動きには直動専用ケーブル、ひねりの動きにはひねりに強いケーブルができたんですね。







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