<その6>ノイズが発生する時は?シールドはいつ必要?

設計の常識! 動く箇所には“動かせる”ケーブル。


前の記事でノイズという言葉が出てきましたよね。
そのノイズって、どういうときに発生して、なぜ防ぐ必要があるんですか?


ノイズが工作機械などで動きの制御をしている線にのると、誤動作を起こしてしまう危険があるんだ。 それを防ぐためにノイズ対策が必要なんだ。
ノイズ対策には、シールドを付けたり、ツイストペアにすると良いよ。たとえば、サーボモータという精密な制御が必要な部分に使っているエンコーダケーブルがあるんだけど、そこの部分だけはノイズから守りたい、っていう場面は多いよ。


うーん、難しいですね。それで、ノイズってどこから発生するんでしょうか?


一番発生するのは機械のモーターだよ。サーボモーター本体と、機械についている動力線から出るんだ。
モーターが小さければ出るノイズも少ないから、その場合はエンコーダーケーブルだけにシールドをつければ充分。ただ、モーターがすごく大きい場合は、動力線が発するノイズもすごく多くなるから、エンコーダーだけではなく動力線にもシールドをつける必要がでてきたりする。
ヨーロッパ等に輸出する場合、機械全体のノイズの発生量を規制しなくてはいけないから動力線にシールドが必要になるんだ。


シールドはどうやってノイズを防ぐんですか?


シールド上に微弱な電気を流しておくんだ。ノイズをシールドの電気に乗せて一緒に流して、中の信号線まで ノイズが届かないようにして影響を減らすんだ。


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