機械の可動部向けに開発されたロボットケーブル、直行動作に最適

「チェーンフレックス」は機械・装置の可動部での使用に特化して開発された、耐屈曲ケーブルです。機械の「高頻度、高速、高加速」運転に対応し、機械の寿命を延ばしライン停止を防ぎます。ケーブルキャリア内使用に最適。
30/300/600V、バス、エンコーダ、ロボットケーブルなど幅広い製品を揃え、1mからm単位で切断販売。
特徴1:ヨレにくく、断線しにくい独自構造 →高い耐久性、長寿命
過度な荷重・引張などにより、写真のようにケーブルがヨレて戻らなくなる現象をコークスクリュー現象といいます。多くの場合、この直後に線心破断が発生します。

400,000往復の屈曲試験後、よれが発生しねじれてしまった他社製ケーブル


同じ400,000往復の屈曲試験後、チェーンフレックス耐屈曲ケーブル
イグスではケーブルのねじれを防ぐため、層撚りに代わり束撚りを採用し、束撚りの試行テストを数百万回以上も繰り返してきました。その結果、引張強度と耐久性に優れた構造を開発し、独自の断線しにくい構造を実現しています。


可動ケーブル「チェーンフレックス」構造の説明動画
特徴2:細く、軽く。→ケーブルキャリアの省スペース化
同じ性能の他社製ケーブルと比較すると、細いためケーブルキャリアの間口を小さく抑えられ、スペースの削減になります。さらに、小さなケーブルキャリアに変更することで軽量化につながり、駆動力の削減にも貢献します。

比較ケーブル:定格電圧600V、20sq(1.5sq)×4心
こんなに細径化、軽量化が可能!他社ケーブルとの比較。

定格電圧600V、20sq(1.5sq)×4心 の場合
特徴3:繰り返しテストを実施! →エンドユーザーの信頼性の向上
ケーブル保護管「エナジーチェーン」と耐屈曲ケーブル「チェーンフレックス」のメーカーとして、イグスは両製品を実際の環境を想定したさまざまなテストを行なっています。 1,750㎡大型試験ラボで多くのケーブル試験が平行して実施されています。
社内試験施設でのケーブル試験
特徴4:全ケーブルRoHS2指令に準拠、ULレコグナイズド認証のAWMケーブル
エナジーチェーン専用ケーブルとして開発されたチェーンフレックス可動ケーブルには、全品種にCEマーキングが印字されています。同様に、RoHS2規制物質の不使用な製品です。
絶縁体に低キャパシタンスである熱可塑性エラストマー(TPE)を採用しているため、NFPA79対応ケーブルキャリア内ケーブルとして最適です。
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