<その2>意外に身近なところでも活躍している『ケーブル保護管』

機械の動きを助ける『ケーブル保護管』


普段の生活で『ケーブル保護管』って見かけませんが、やっぱり工場にある製造機械だけで使われるものなんですか?


そんなことはないよ。シロウくんはゲームセンターには行きますか。


はい、たまに。クレーンゲームなんて、けっこう得意なんですよ。


そのクレーンゲームの先端を動かす部分に使われているのに気づかなかったかい?
ゲーム機の上をのぞくと、動くクレーンの根元についているチェーンのようなものがそうだよ。


あれがケーブル保護管なんですか。自転車とかについているチェーンと同じようなものだと思ってました。


チェーンのように見えるけど、あの中にケーブルが通っていて電気や信号を送っているんだ。
ちなみに、イグスでは「エナジーチェーン」と呼んでいるよ。


意外でした。ほかには、どんなところにありますか。


たとえば港湾で大きなコンテナなどの積み降ろしに使われるクレーンがあるよ。
以前は、長いケーブルをクレーンのアームから垂れ下がるように取り付けて使う「カーテンレール方式」や「フェストゥーン方式」が一般的だったんだ。ただ、港だから当然風が吹くわけで、強い風が吹くと垂れ下がったケーブルが絡まったり、クレーンに巻きついてしまったりしていたんだ。
『ケーブル保護管』を使うようになって、トラブルが減って、使うケーブルの長さも3 分の1 になったというわけなんだ。


なるほど、ケーブルのコストダウンにも貢献できるんですね。


あとは…最近、駅前などに導入が進んでいる立体駐輪場も1つの例だね。地上型、地下型などいろいろあるけれど、自転車を昇降する動きに「可動ケーブル」と保護管が使われているよ。


ホントに、いろいろなところで『ケーブル保護管』は活躍しているんですね。


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